リビング椿（イエステーション松山城南店）が「収益物件を高く売るコツ」をご説明します。

目 次

収益物件を売却するなら、可能な限り高く売れるタイミングを狙うことが重要です。高く売るための適切なタイミングとしては、以下のような条件が挙げられます。

不動産価格の相場が上昇している場合は、高額で売却しやすいタイミングになります。ただし、適切なタイミングを見逃さないためにも、普段から不動産の値動きについてはチェックしておくことが重要です。基準地価や公示地価などは確認しておきましょう。ただし、地方圏では一部のエリアに限定されがちです。

所有している収益物件に空室が多い状態では、売却しようと思っても値下げ交渉の材料にされてしまう可能性があります。満室や満室に近い状態であれば収益価格も高く、高く売れやすくなります。

不動産の老朽化に伴って、外壁塗装や防水工事などさまざまな修繕工事の必要性が出てきます。大規模修繕を行う場合、どうしても高額の工事費がかかってしまうため、工事の前に売却することも検討しましょう。売却金額と修繕費用を比較して修繕費用のほうが高い場合などは、売却したほうが利益は大きくなります。

不動産収益物件を
売却するタイミング

不動産に関わらず、ある程度の相場がある商品に対して、相場よりも高い価格設定をしてしまうと売れません。収益物件を売却する際には、まず相場をしっかり確認したうえで、適正価格で売却することが重要です。近年は、金融機関様の借出姿勢が厳しくなっていますので注意が必要です。

売却価格を設定する際には、投資金額に対する収益である「利回り」を基準にすることをおすすめします。利回りを基準にすることで、投資家からも適正価格の物件として判断してもらいやすくなります。利回りは築年数や建物の構造で違ってきます。

高額な取引をする際に重要なのは、一社だけに見積もりを依頼するのではなく複数の会社で相見積もりをとることです。それは収益物件の売却に関しても同じで、一社だけの見積もりでは適正価格かどうかを判断するのは困難です。

複数の会社に相見積もりを依頼すると、それぞれの不動産会社は相場から大きく離れた見積もりが出せなくなります。さらに競争意識が芽生えるため、より公平かつそれぞれの会社の強みを反映させた見積もりを出してくれるはずです。

不動産会社の業務内容は非常に幅が広く、不動産売買を得意とする会社だけでなく賃貸や農地の取り扱いを得意とする会社など、得意分野はさまざまです。「餅は餅屋」と言うように、収益物件をより良い条件で売却するのであれば、収益物件の売却に特化した会社を選びましょう。

また、会社が収益物件に特化していても、担当者に知識がなければ意味がありません。まずは担当者としっかり話をして、信頼できる担当者かどうかも判断しましょう。